
会長 石本喜和男
「地域が感動する社会奉仕を目指して」
Creation of Great Excitement by Rotarian’s services
国際ロータリーのカルヤン・パネルジー会長は、2011-12年度のテーマを
「こころの中を見つめよう、博愛を広げるために」
としています。自らを発見し、潜在的な力を引き出し、迷わず、ひるむことなく、出でて奉仕し、世界で博愛を広げるべしとの意味だそうです。具体的な重点活動として、1)ポリオ撲滅活動の継続、2)きれいで安全な水の提供、3)識字率の向上、4)明日のリーダーとなる青少年の育成を挙げています。
岸和田RCでは、2011〜12年度のテーマを「地域が感動する社会奉仕を目指して」と決めました。「岸和田ロータリークラブ青少年ウインドオーケストラコンサート」と題して、中学生・高校生に対する演奏指導活動を具体的事業に取り上げ、国際ロータリーの重点活動の1つである青少年の育成に取り組む所存です。事業の達成までには、地域の公的機関や教育関係者の皆様方から支援・協力を頂くためにさまざまなアプローチを行ってゆかねばなりませんが、地域から高い評価が得られるようなイベントになるようにがんばりたいと考えています。
岸和田ロータリークラブは第2640地区内でも有数の伝統あるクラブです。その歴史概況を読み返してみると、1954年に大阪ロータリークラブをスポンサーに設立され、1984年に会員数が100名に達し、2000〜01年の運営方針でもまだ“100名クラブを維持する”と記されています。しかし、それから10年余りが経過して、会員数は40名を切るまでに減少してしまいました。この要因は経済不況などを含めていくつか考えられます。この2〜3年間は例会の活性化や地域貢献の在り方などが真剣に討議されて参りました。
それらの討議を踏まえ、今年度は下記の5点を重点事項に挙げて活動する方針です。
- 例会で活発なコミュニケーション
- RC相互のコミュニケーションや共同事業の構築・推進
- 地域への積極的な情報発信と社会奉仕活動
- 青少年(新世代)の育成
- 国際奉仕
とくに例会の準備には最善を尽くし、卓話で質疑応答の場を設けたり自由討論の時間をつくるなどの新しい試みも取り入れながら、一方向性ではなくて双方向性のコミュニケーションを基本に例会運営を行ってゆきたいと考えています。
2011−2012年度
岸和田ロータリークラブ
会 長 石本喜和男 |